こんにちは!人権・男女共同参画担当の田尻悦子です。
今日は大阪市の某人権文化センターでの
柳田邦男さん講演会の現場運営に行ってきました。
柳田さんは執筆活動ほかで超ご多忙な方。そのため敢えてHPでの公開を控えています。
会の主旨、内容などを吟味して講演を引き受けられるので、お薦めしてもご紹介できなこともあります。でも、やっぱり講演内容の素晴らしさに、お薦めしたくなる講師であることは確かです。
800人キャパの会場はほぼ満席状態。みなさん熱心にメモをとりながら聴講されています。
「ある高齢者の施設にこんな言葉が張り出されていました。
~たった一言が人の心を傷つける、
たった一言が人の心を温める~
その施設の介護士さんは、『ごめんね』『ありがとう』といいながら、お年寄りのお世話をされていました。なぜ?介護をしてもらっている方が言うのならわかるのですが・・・。聞くと、『ぐっすり寝ているところを起こして"ごめんね"、体位交換の時に私がやりやすいように、身体を動かして協力してくれて"ありがとう"』 こんな風に自然に出たほんの一言でしょうが、本当に心温まる言葉ですね。」
と、言葉の大切さについて語られます。
またネット・ケータイ社会が与える、子ども達への影響についても危機感を募らせていらっしゃいます。
「機械を介してのコミュニケーションばかり、バーチャルな世界に長年いると、心が成長しません。人と人の生身のコミュニケーションこそが心の成長を促すのです。」
そこで「絵本の読み聞かせ」が重要視されるようになってきました。
子どもをひざに抱き、また同じ布団に入って、絵本を読み聞かせる。
子どもは親の優しい声を通して、その温かい世界にどっぷりと安心して浸ります。
この時間こそが一人の人間のその後の人生に大きな影響を及ぼすことが証明されてきています。
最後に絵本の紹介です。
『ヤクーバとライオン Ⅰ・Ⅱ』
ティエリー・デデュー作
柳田邦男 訳
戦争にしろ民族紛争にしろ、いじめに対する仕返しにしろ、双方に理由や言い分があるだろう。しかし、それでは際限のない暴力と殺し合いの連鎖となってしまう。その惨劇と悲劇のくりかえしを断つにはどうすればよいのか。それはまさに現代に生きる人間の課題だ。
(柳田邦男 あとがきより)
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木佐孝善 kisa@sbrain.co.jp 田尻悦子 tajiri@sbrain.co.jp