こんにちは!人権・男女共同参画担当の田尻悦子です。
大阪の8月30日の気温は34.4℃でした。それまで14日間連続35℃以上の猛暑日の連続だったのに(?)・・・・・「オシイ!!」と思ったのは私だけでしょうか?
31日も、そして9月に入った今日も35℃越えの猛暑日です。本来は気温が下がったことを喜ぶべきところ、「どうせやったら、最長不倒新記録や!」とヤケクソになってしまう程の暑さが続いています。
8月22日(日)の四日市も猛暑日でした。
当日は「四日市人権同和教育研究大会」が開催され、午前中から市内の教職員及び一般市民の方々が市民会館に集まり、1,300の座席がほぼ埋まっている状態でした。
この日の講演者は、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 事務局長で、内閣府参与(5月から再任)の湯浅誠さんです。超多忙な中、東京からお越しいただきました。
田尻としては昨年12月人権週間の講演現場以来の再会です。
演題 「人としての尊厳を守る ~貧困と人権~」
「貧困問題を考えること=社会のあり方を考えることなのです。本当にあなたは努力してきたのか?と自己責任論を振りかざす前に、社会のあり方を考える方が先なのです。」
「今の雇用問題は『イス取りゲーム』になっています。本来10人に対し、10脚のイスがあるべきところ、8脚、いえ7脚しかない状態です。確実に3人は座れない。座れない人に注目すると、注意力が足りないからだ、で済ませてしまう。でもイスに注目すると、数を増やすにはどうしたらいいか、ゲームのルールを変えたらどうだろう。例えば一つに二人座っていいとか、膝の上に座っていいとか。そうしないと雇用問題、ひいては貧困問題は解決しません。」
「ホームレスや貧困問題は都市部だけのことだと誤解されていますが、けっしてそんなことはありません。地方では路上生活者は目に付きませんが家の中で餓死する人が出ています。本当のことは見ようと意識しなければ見えないものです。人は見たいものしか見ていないのです。」
はっ、と気づかされることの多い講演でした。
非常にゆったりと落ち着いた話し方ですが、静かな怒りが感じられます。
奇しくも当地、四日市市は幼児二人を放置し死なせてしまった若い母親の出身地。
講演前の控え室ではその話題も。加害者の父親のことに話が至ると、
「お父さんどうされてますか?大丈夫かなあ~」と気遣う湯浅さん。
加害者の生育歴をたどり、事件の背景を考えた時、一般的には父親に責任を追及しがちかもしれない時に、その父親を気遣う湯浅さんに本当の優しさを見た田尻です。
因みに当日の湯浅さんのファッションはTシャツとコットンパンツにリュック。「この前、首相官邸にもこの恰好で行きましたよ」いい感じで力の抜けた、常に自然体の方です。
5月から内閣府参与に復帰され、相変わらず超多忙な湯浅さんですが、
人権担当として、今だからこそ是非聴いていただきたい、お招きいただきたい講師なのです。
ヒンキー君の マイカップとバッチです
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田尻悦子 tajiri@sbrain.co.jp
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