最近筋トレとランニングを始めた小原です。
身体を使うとよく眠れますね。
会社に着て行くシャツが半袖から長袖になりました。
暑さはまだ残りますが、そろそろ秋の匂い立ってくる時期です。
音楽フェスとビールに興じていた夏は終わり、そろそろ腰を落ち着けて読書でもしようと思ったのが昨日のこと。
夏場にまったく起こらなかった読書欲が、季節の遷り変わりとともに沸々としてきました。
阪急百貨店の商品券を手にいざ日吉の書店へ。
そこで目を惹いたのがカスヤナガト氏のイラスト。
前にご紹介した『夜は短し歩けよ乙女』の表紙を描いていた方です。
気に入った本と同じイラストレーターの表紙、しかも著書は有川浩氏。
『図書館戦争』シリーズや『阪急電車』などの作品で著名な方ですね。
軍事モノや電車モノなどを扱っているので男性かと思っていたら女性でした(読み方は「ありかわひろ」)。
■あらすじ
26歳OLのさやかが酔って家に帰るとマンションの前にうずくまった男。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」
「――あらやだ。けっこういい男」
こうして拾った同年代くらいのイツキという青年は雑草にやけに詳しい変わり者。
コンビニ弁当が主食のさやかがイツキの雑草知識と料理に心惹かれてゆく道草長編恋愛小説。
いわゆる「落ちモノ」という分類になるらしく、天空の城ラピュタで美少女が空から降ってくるような感覚で「いい男が道端に落ちていてもいいじゃないか」というのが著者の談でした。
小説には夢がなくてはいけないと常々思っている私にしっくりハマる小説でした。
恋愛の要素を抜きにしても植物の知識がわんさか入ってくるので、この手のものが駄目な方でも楽しめる作りになっています。
雑草をむしり喰らう草食な男女。
言葉にすると気味が悪いですが、イメージ以上にロマンチックなお話しです。
初秋にお勧めの一冊です。