今日は、跡田直済先生にご講演お世話になりました。
5/1からは、嘉悦大学の副学長に就任されました。
本日は、監査委員対象の研修会です。演題は、『新地方公会計制度への取り組みについて』です。解り易くお話いただきました。
先生のレジュメを下記にご案内いたします。
1 なぜ今公会計の改革なのか
・わかりやすい会計情報の開示
長期債務の多いことだけが問題か
単年度の赤字の多さの問題はなにか
・開示情報の近代化
現金主義から発生主義へ
単式簿記から複式簿記へ
2 新地方公会計制度とは
・総務省方式改訂モデル
売却可能資産から順次、時価評価
低コスト&これまでの延長線上
倉敷市が実施
・基準モデル≒「財務省モデル」
すべての固定資産を時価評価
かなりの初期投資が必要
浜松市が実施
3 会計基準と監査制度
・統一的な公会計基準の制定
財務省モデル、基準モデル、
東京都モデルなど
データベース整備⇒基準への対応可
・内部監査と外部監査制度の確立
内部監査機能の充実・強化
外部監査体制の整備
4 内部監査機能の充実・強化
<監査委員の独立性の強化>
・監査委員の選任方法:公募の可能性
・委員の構成
OBの制限、公認会計士などの登用
・委員の権限と責任
措置を講じなかった場合の対応
監査結果に対する責任の限度
・事務局体制の整備
5 外部監査制度の整備
・包括外部監査の方法:公会計基準の整備
状況に従い、順次監査項目を拡大
・義務付け対象団体
財務書類の整備状況に従い、順次拡大
3年に1回ぐらいの義務付けに
・小規模団体には、府県による支援を
・監査の権限と責任
措置を講じなかった場合の対応
監査結果に対する責任の限度
6 新公会計制度は万能か
・これで「夕張問題」はなくなるか
短借、債務保証に対応できるか
連結財務諸表の対象範囲は
・議会はなにをすべきか
政策評価と財務評価
市民の代表としての監査結果の評価
7 財政規律確保と監査の役割
・財務監査の強化
生産効率評価:インプットVSアウトプット
・アウトカム評価の重要性
予算配分をどうするか
・自治体監査と企業監査の違い
★ 跡田直澄先生プロフィール
⇒ http://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7844.htm
【今日の言葉・・・政事は豆腐の箱の如し。箱が歪めば豆腐も歪む。(二宮尊徳氏)】