今日、23時30分ごろ自宅の電話が鳴りました。
「夜分すいません、中村ブンです・・・」(ブンさんは弊社でお世話になっていますシンガー・ソングライターです)私は、「あ~ブンさん、こんばんは。」
(でも、こんな時間に??何かあったのかな??と少々ビックリ)
ブンさんが、下記のように話をしてくれました。
「斉藤さん、嬉しいことがあってね・・・。実は、先日HPから連絡を下さってCD〝かあさんの下駄〟を買って下さって方がいたんです。その方は、お母さん方の前でよく講演をされているようなんです。そして、講演の最後にこの〝かあさんの下駄〟をかけて下さっているんです。すると、会場に集まった皆さんがワンワン泣き出されこのCDはどこで売っていると良く聞かれるそうなんです。CD購入の仕方についてどのように答えたらいいでしょうか。という電話が入って、嬉しくて、嬉しくて、斉藤さんに夜分ですが電話してしまいました。」
嬉しい時に、私を思い出し電話を下さりホントに嬉しかったです。
そして、いつも心優しいブンさんは本当に素晴らしい方だと思います。悲しいかな、音楽の世界は心優しいから、いい歌だからといって簡単に売れる世界ではありませんが、ブンさんに出会った時からブンさんの唄はいつか世間に評価される時がくると信じていました。
11/21、ブンさんのメジャーデビューが決まりました。
ホントに嬉しいです。11/21、私の手帳にはCD〝かあさんの下駄〟を買いにいく予定が刻まれました。ブンさんの一生懸命の姿を近くで見てきたので、余計に感動します。
『かあさんの下駄』の歌詞をご紹介いたします。
世界中で一番きらいなものは かあさんの怒った顔
世界中で一番うれしいのは かあさんの笑った顔
世界中で一番つらいのは かあさんの泣いた顔
隣のおばさんと出かける時も 父兄会で学校へ行く時も
かあさんはいつもすりへった男ものの下駄をはいて行った
「これしかないんだから仕方ない」って
大きな声で笑ってたけど
ぼくにはどうしてもかあさんのように
笑うことができなかった
新聞紙に包んだ新しい下駄を 両手にかかえて息をきらして
「ただいま」ってえばって戸を開けたら かあさんは今日も内職してた
「かあさんこれ・・・」って包みを渡したら
「何だい」って少し頭をかしげた
「いいから早く開けてみてよ ぼくのプレゼントだよ」
包みを開けるとかあさんは こわい顔してぼくに言った
「お前これどうしたの この下駄どこからもって来たの
いくら貧乏してても人様の物に
手をかけるような子に育てたおぼえはないよ
情けない・・・」って ふるえながら 下駄とぼくをにらんでた
「違うよかあさんぼく買ったんだよ」
「嘘をつきなさい お前に どうしてそんなお金があるの
小遣いだってあげたことないのに」
「弁当代ってもらう中から毎日五円づつためてたんだよ
タコ糸に通してずっと前から ためてたんだよ」
「赤い鼻緒の下駄を買いたくて かあさんをびっくりさせたくて
内緒にしていただけなんだ 悪いことなんかぼくしてないよ」
下駄を包んだ新聞紙の上に 大きなしずくがボトボト落ちた
「悪かったね」って言って子供のぼくに 何度も何度も頭を下げた
「すまなかったね」って も一度言ってあとは言葉にならなかった
ぼくが初めて 生まれて初めてかあさんの涙を見たのは
それは小学六年生の冬
★中村ブンHP⇒http://www.ne.jp/asahi/bun/cyan/